灯油の処分に困らない!オススメの捨て方6選

最終更新日:2024年10月27日

 

残った灯油どうやって捨てよう?そもそも灯油って処分出来るの?冬が終わって春先に残った灯油の捨て方が知りたい、こんな事でお悩みですか?

 

 

\お困りですか?/

 

灯油の捨て方が分からない

 

灯油入りのファンヒーターって処分出来るの?

 

無料で灯油を処分できる方法を探している

 

余った灯油は捨てるしかないの?

 

春になると灯油の処分方法についてご相談いただくこともぐっと増えてきます。この記事では過去当社にいただいた相談事例を元に灯油の処分方法をわかりやすく解説していきます。

 

灯油は間違った方法で処分すると思わぬ事故につながる危険なゴミです。この記事では灯油の安全て適切な捨て方をわかりやすくご紹介していきます。

 

 

\この記事でわかること/

灯油を捨てる手順・費用・注意点が分かる

 

6つの灯油を捨てる処分方法が分かる

 

灯油を無料で簡単に処分できる

 

余った灯油の保管方法や注意点が分かる

 

 

 

記事執筆者 オラフグループ株式会社
代表取締役 田中 浩二

 

この記事を書いている私は不用品回収、遺品整理、ゴミ屋敷片付けの専門業として関東、東海で事業展開するオラフグループの経営者です。ゴミの処分やお宅の片付けに携わって合計17年以上になります。

 

その中で、沢山の灯油の捨て方や処分方法についてご相談をお承りしてきました。廃棄物のプロとして専門的な回答を分かりやすくお伝えいたします。

 


 

 

 

灯油を処分する6つの方法

 

灯油の処分方法は以下の6通りあって、無料や即日処分も可能です。

 

「灯油の処分方法」

  • ガソリンスタンドで捨てる
  • ホームセンターへ持ち込み処分
  • 暖房機器で使い切る
  • 燃えるゴミで捨てる
  • 友人や知人に譲る
  • 不用品回収業者の引き取りを利用

 

それぞれの手順や料金を具体的にご説明いたします。

 

 

ガソリンスタンドで灯油を処分する


要らなくなった灯油をガソリンスタンドに引き取ってもらうという処分方法があります。

 

対応していないガソリンスタンドもありますので、可能な店舗まで灯油を持ち込む流れになります。無料で回収してくれるガソリンスタンドもありますが、有料引き取りの場合でもポリタンク1つあたり1,000円程度が相場です。

 

灯油の回収受付しているか、否かは地域や営業形態によっても変わりますので、持ち込みたい店舗への詳細確認は欠かせません。

 

「灯油回収しているガソリンスタンド」

  • ENEOS
  • 宇佐美
  • 出光

※各社地域によって受け入れの有無や料金は異なります。

参照リンク

 

 

 

ホームセンターへ灯油を持ち込み処分する


店舗により異なりますが、灯油の引き取りを受け入れてくれるホームセンターもあります。

 

灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されているので保管場所や運搬方法などの基準を満たした販売店しか売れません。灯油を販売しているホームセンターももちろんこの基準を満たしているので、灯油の処分ができることになります。ただし、全ての店舗において一般の方から灯油の回収をしているとは限りません。

 

ビバホームでは灯油回収サービスがありますが、地域によっては受け入れていません。ガソリンスタンドと同様に最寄りの店舗へ確認してみるのが確実です。灯油の配達サービスをお願いしているのであれば引き取りに来てもらえる可能性もあるので、相談してみましょう。

 

 

 

 

暖房機器で余った灯油を使い切る


一番簡単で安全な灯油の処分方法としてストーブやファンヒーターなど暖房器具で使い切ってしまうという方法もあります。

 

この方法が使えるのは「新しい灯油だけ」という点に注意しましょう。寒い季節を過ぎてしまっても、梅雨時期に洗濯物を乾かすために使う方もいます。ポリタンク1つ(18リットル)を消費するのにかかる時間は、90時間くらいです。

 

注意点は「換気をすること」と「古い灯油を使わないこと」の2点です。一酸化炭素中毒を防ぐため、定期的に換気をして使用しましょう。また、今シーズンより前に購入した灯油を使うとファンヒーターが故障してしまい、修理代として1万円以上かかってしまいます。

 

「注意点」

  • 新しい灯油だけに限る
  • 換気をすること
  • 古い灯油を使わない

 

 

 

燃えるゴミで灯油を捨てる


燃えるごみで捨てるという選択肢もあります。ストーブでは燃やすこともできない、コップ1杯くらいの少量の灯油限定の処分方法です。

 

古布や新聞紙など紙類に灯油を含ませたら、地域ごとに決められた燃えるゴミの指定袋に入れて、指定日時に指定場所へと出すだけです。

 

「灯油を捨てる手順」

空の牛乳パックに古布や新聞紙を入れる

 

灯油を流し込む

 

自治体のルールに従って処分する

 

少量であっても灯油を燃えるごみで出すことを禁止している自治体もあるので、事前の問い合わせが必要です。

 

 

 

知り合いや親せきに灯油を譲る


まだまだ使える新しい灯油であれば、知り合いや親せきに灯油を譲ることも検討してみましょう。灯油の価格も世界情勢によって高くなっているので、「無料でくれるならうれしい」と喜んでくれる方もいます。

 

「譲るときの注意点」

  • ポリタンクの返却の有無を伝える
  • 残った灯油の量を伝える
  • なるべく寒い季節に渡す
  • いつ購入した灯油か伝える

 

大前提として、譲ってもいいのは劣化していない灯油だけです。古い灯油は暖房器具の故障につながってしまうので、処分しましょう。

 

 

 

不用品回収業者に灯油を引き取ってもらう


灯油の処分に対応している不用品回収業者に引き取りに来てもらうという処分方法もあります。

 

自治体やガソリンスタンドでの処分との一番の違いは電話一本で解決する手軽さや、灯油以外に暖房器具やポリタンクも一度にまとめて処分できる点です。

 

不用品回収業者のスタッフが自宅まで引き取りに来てくれるサービスとなりますので、車がない方でも利用できます。引き取られた灯油は不用品回収業者から廃油処理業者にわたり、適切に処分されます。

 




灯油の間違った捨て方と注意点

 

灯油は引火性の液体ですから、処分する時には注意が必要です。間違った捨て方をすると思わぬ火災や事故につながります。そんな事にならないように、一般的に間違えやすい灯油の処分方法として以下の5つを紹介します。

 

「間違った処分方法」

  • 排水口・トイレに流す
  • 川や海に流す
  • 土に埋める
  • 燃やして捨てる
  • 凝固剤で固める

 

少量であっても火災や環境汚染につながるのでやってはいけません。間違った処分方法について理由を中心にご紹介していきます。

 

 

 

排水口・トイレに灯油を流す


灯油はキッチンの排水口やトイレに流してはいけません。

 

排水管や下水処理システムは水を処理するために作られているもので、灯油や油を処理することは想定されていないからです。

 

もし流してしまったら、下水管から臭いが上がってきて近隣住民の方に迷惑をかける他、狭い管の中で灯油が充満したときには着火や爆発を引き起こすこともあります。下水道の破損や処理施設を損傷すれば罰金を請求される事態にもなりかねません。

 

環境に悪影響があるだけではなく設備の破損、着火、爆発、罰金…と灯油を下水に流した時のリスクは思っているよりも大きいのでやめましょう。

 

【参考】

下水道法

公共下水道管理者は、公共下水道の施設を損傷した行為により必要を生じた公共下水道の施設に関する工事に要する費用については、その必要を生じた限度において、その行為をした者にその全部又は一部を負担させることができる。

 

参照リンク
下水道法 第十八条(損傷負担金)

【参考】

廃棄物の処理及び清掃に関する法律

第十六条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。第二十五条 次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。第二十五条 十四 第十六条の規定に違反して、廃棄物を捨てた者

 

参照リンク
廃棄物の処理及び清掃に関する法律

 

 

 

川や海に灯油を流す


川や海に灯油を流すこともやってはいけません。

 

水が汚れて生態系が乱れるだけではなく、私たちが飲む水質も悪くしてしまうからです。魚が住めるくらいきれいにするには、大匙いっぱいの油に対して、水、約5000リットルも必要になります。

 

また、灯油を川に流すといった故意的な水質汚染は河川法によって、損害費用を請求されることもあります。

 

【参考】

河川法

河川管理者は、他の工事又は他の行為により必要を生じた河川工事又は河川の維持に要する費用については、その必要を生じた限度において、当該他の工事又は他の行為につき費用を負担する者にその全部又は一部を負担させるものとする。

 

【参考リンク】
河川法 第六十七条(原因者負担金)

 

 

 

灯油を土の中に流して埋める


灯油を地面に流し込んだり土に埋めることもやめましょう。

 

そもそも自然界になかった灯油が土に染み込んでしまうと、土壌汚染や生態系の乱れにつながり、植物が枯れたり育たなくなってしまうからです。

 

私有地で除草剤として活用することもやめた方がよい行為です。一時的には雑草駆除ができますが、その土地では二度と作物を育てることはできなくなってしまいます。

 

また、臭いの面でもよろしくありません。
有機物なら分解できる微生物でも灯油は分解できないので灯油の独特な臭いは、長期間残り続けることになり、近隣からクレームにつながることもありえます。

 

土壌を守るためと近隣への配慮の面から灯油を土に埋めることはやめましょう。

 

 

 

灯油を燃やして捨てる


少量であっても、灯油に直接火をつけて燃やすことは間違った処分方法です。

 

灯油の引火点は37〜65度とガソリンほど簡単に火がつかないという特性を持っているものの、爆発や火災を引き起こす可能性は十分あります。

 

たとえば、引火点以下であっても空気中に霧状の粒子が浮遊すれば、一気に火が燃え広がってしまうのです。もちろん、油類なので一度火がついたら消火剤を使わないと簡単には消せません。

 

 

 

灯油を凝固剤で固めて捨てる


食用油を固めるタイプの凝固剤を使用することもやめましょう。

 

灯油を温めることは引火や火災を引き起こす、大変危険な行為だからです。凝固剤は80度以上の熱い油に入れると、薬剤が溶けて油を固めるという仕組みのグッズなので、常温の灯油に入れても固まることはありません。




処分の際に灯油をこぼした時の対処法


灯油をこぼした時には場所によって対処法や掃除方法が変わってきますが、近くに火の気があるときにはまず、火を止めることだけはしておきましょう。また、こぼしたらすぐに掃除することも欠かせません。臭いも汚れも時間がたつほどにとりにくくなってしまうからです。

 

「臭い」と「汚れ」の落としかたを紹介していきます。

 

 

 

カーペットに灯油をこぼした時


こぼしたカーペットの上に古布やキッチンペーパーを上からそっと置いて、灯油をカーペットから取り除くことからはじめます。やさしく押すように灯油を布や紙に移すのがポイントで、こすってはいけません。こすると繊維の奥へと染み込んで、さらに汚れが落ちにくくなってしまいます。

 

できるだけ灯油を古布へ染み込ませたら、風通しのよい場所で乾かすと臭いが消えます。

 

自然乾燥だけで臭いが気になるときはアルコールを馴染ませた後、中性洗剤で洗いましょう。灯油はアルコールに溶けるという性質があるので、蒸発するときに灯油の臭いも一緒に飛ばしてくれます。

 

動かせないタイプのカーペットはドライヤーで蒸発を促しましょう。

 

 

 

玄関・フローリングに灯油をこぼした時


玄関やフローリングに灯油をこぼしたら、乾いた古布や古紙で灯油を拭き取りましょう。

 

拭き取るだけでは臭いが残っている状態なので、さらにアルコールをかけて消臭作業をします。最後に中性洗剤またはフローリング用の洗剤を使って掃除していくとシミが残りにくくなりますが、同時にワックスが剥がれてしまというデメリットもあります。

 

灯油をこぼした部分だけ色が抜けてしまった時には、ホームセンターで売っている補修材を使って色を馴染ませる対処法があります。

 

 

 

車内で灯油をこぼした時


車内でこぼした時もカーペットと同様に灯油をふき取った後で、アルコールや中性洗剤を使って臭いと汚れを消していきましょう。

 

最初からファブリーズのような消臭スプレーを使うことはおすすめできません。灯油のにおいと消臭剤のにおいが混ざるだけで、根本的な消臭はできないからです。臭いの元を取り除いてから、仕上げとして消臭スプレーを使用しましょう。

 

灯油を運ぶときにはこぼれないようにビニール袋を被せたり、シートベルトで固定したり…と小さなひと手間で漏れるリスクを減らすことができるようになります。




余った灯油の取り扱い方


シーズン後、多く灯油が残ってしまうと何となく年を越して保管をしてしまう方も多いと思います。ここからは、そんな風にして余った灯油の取り扱い方法や、保管後でもまだ使える灯油の見分け方をご紹介します。

 

灯油の正しい保管方法やリスクを理解すると安全に灯油が取り扱えるようになります。今現在古い灯油をお持ちの方は是非参考にしてください。

 

 

 

捨てた方がいい灯油の見分け方


捨てた方がよい灯油は見た目・臭いから判断でき、新鮮な灯油は無色透明で灯油独特のにおいです。保管方法が悪かったり、購入から長期間経過していると色・臭いの変化が現われます。

 

「古い灯油の特徴」

見た目:薄く黄みがかってくる
臭い:酸っぱいにおい

 

ポリタンクの蓋がしっかり閉まっていないときは虫の死骸が混入していることもあります。不純物が浮遊しているときはもちろんですが、色や臭いに異変を感じたら捨てた方がよい灯油になります。

 

 

 

灯油の適切な保管方法


灯油を保管するときは以下の4つに気を付けましょう。

 

  • 直射日光を避け、冷暗所で保管
  • 火の気のないところで保管
  • 蓋を閉める
  • 色付きのポリタンクを使用

 

灯油をよい状態で保管するには劣化を引き起こす、酸素や温度の変化、不純物を避けることがポイントです。ポリタンクの内側で発生した結露は灯油の中に入ってしまい、何もしていなくても不純灯油になってしまいます。

 

無職のポリタンクは水用というルールがあるので、色付きのポリタンクを利用しましょう。

 

 

 

古い灯油に潜む危険


通常古い灯油を使用したり、放置するのは危険です。暖房器具に使うと不完全燃焼によって火災を引き起こしたり、故障の原因になります。

 

「暖房器具トラブル」

  • 点火時に白煙や火花が発生する
  • 燃焼中に異臭や異音が発生する
  • 停止ボタンを押しても消火できない
  • 燃焼していても勝手に消火されてしまう

 

万が一古い灯油を使ったことで、石油ファンヒーターや石油ストーブが壊れてしまうとその修理代は10,000円以上と、痛い出費です。目先の少しの出費を抑えるために潜むリスクとしては大きな金額なのでよく考えましょう。




灯油の不用品回収サービス事例


灯油の捨て方がいろいろあるのはわかったうえで、不用品回収業者の利用を検討している方に向けて、当社での回収事例をいくつかご紹介します。

 

ガソリンスタンドで捨てるよりも料金はかかってしまいますが、「手軽さ」と「分かりやすさ」で選ばれています。灯油の不用品回収を希望の方はご参考にしてください。

 

実家のお片付け依頼で灯油の処分


担当者からのコメント
足立区にある実家のお片付けのご相談でした。一軒家と車庫を丸ごと片づけてほしいという内容でしたので、翌週末に訪問見積もりにお伺いしました。ここ数年はお父様がお一人で住まれていたとのことで、室内はお世辞にもきれいとは言えないような状態…長年連れ添った奥様を先に亡くされたときには良くあることです。片付け作業に必要なスタッフとトラック台数を算出して金額と作業内容を提案しました。すでに他社様からの見積もりが出揃っていたので、かなり金額面は勉強させていただき、ご依頼いただきました。訪問見積もり時から追加や変更がなかったため、予定通りに進みます。車庫には使いかけの灯油や暖房器具もございましたので、まとめて引き取って作業完了でした。

回収物 タンス、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、収納棚、暖房器具、灯油、ポリタンク、ダイニングセット、飾り棚、寝具、収納ケース、キッチン雑貨など
作業時間 2日間
作業人数 6名
お見積り ¥102,000
買取り ¥11,000
お会計 ¥91,000

 

石油ストーブと灯油の回収


担当者からのコメント
石油ストーブと使いかけの灯油、ポリタンクの回収依頼をいただきました。もともと不調だった石油ストーブを使い続けていたらボヤ騒ぎを起こしてしまい、使うのが怖くなったとのこと。原油価格の高騰に加えて、灯油を運ぶ作業がネックになって石油ストーブを辞められる方も増えています。1階と2階から石油ストーブ、ファンヒーターを各1台ずつとポリタンクに入った灯油をお引き取りして回収完了になりました。

回収量 石油ストーブ、ファンヒーター、灯油、ポリタンク10個、その他不用品
作業時間 10分
作業人数 1名
お見積り ¥7,000
買取り ¥0
お会計 ¥7,000

 

灯油と不用品の処分のご依頼


担当者からのコメント
灯油の処分方法のご相談をいただきました。春先に余ってしまったが、どうやって捨てたらいいかわからないという内容です。ポリタンク1つ分と少量だったのでガソリンスタンドへ持ち込み処分を提案しましたが、「持ち込み」が難しいとのこと。当社でのお引き取り内容や料金をご説明したところ、「家まで取りに来てくれるのならお願いしたい」とご依頼いただきました。玄関先でお引き取りとなったので、到着から作業完了までは5分もかかりませんでした。

回収量 ポリタンクと灯油と不用品各種
作業時間 5分
作業人数 1名
お見積り ¥2,500
買取り ¥0
お会計 ¥2,500



灯油の捨て方と処分方法のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

私が知る限りの灯油の処分方法をご紹介しました。シーズン中に暖房器具で使い切ってしまうのが安くて安全ですが、いつ買ったかわからないような灯油はこの方法では捨てられません。持ち込みに行くことが難しかったり、なるべく手軽に捨てたいときには不用品回収業者も検討してみてはいかがでしょうか?

 

無料処分方法の相談にも積極的にのりますので、お気軽にご相談ください。