衣装ケースの処分に困らない!オススメの捨て方8選

最終更新日:2024年11月11日

 

衣装ケースの処分方法が気になっている方へ、こんな事にお悩みですか?

 

 

\お困りですか?/

 

衣装ケースの捨て方が分からない

 

衣装ケースは何ゴミになるの?

 

使わなくなった衣装ケースはどうすればいいの?

 

まだ使えるから、売れたりしないかな

 

引き取りに来てほしいけど、どこに頼んだらいいの?

 

このページでは、衣装ケースの捨て方と費用・手順、まだ使える衣装ケースを高く売るコツ、衣装ケースを捨てるときの注意点をご案内します。この記事を読み終えると、自身にとって最適な方法で衣装ケースが捨てられるようになります。

 

 

\この記事でわかること/

衣装ケースの捨て方が分かる

 

衣装ケースを処分するときの注意点が分かる

 

衣装ケースを無料で処分出来る方法が分かる

 

まだ使える衣装ケースを高く売るコツが分かる

 

 

 

記事執筆者 オラフグループ株式会社
代表取締役 田中 浩二

 

このページで衣装ケースの捨て方を紹介している私は、関東・東海エリアで展開する不用品回収オラフグループの経営者です。サラリーマン時代から数えて業界歴は20年以上になります。廃棄物の「プロ」として皆様のお役に立てる衣装ケースの処分方法を解説いたします。

 

衣装ケースの処分を考えている方に有益な情報をわかりやすいことを心がけて解説していきますので宜しくお願い致します。

 


 

 

 

衣装ケースを処分する8つの方法

 

不要になった衣装ケースの処分方法は8通りあります。

 

  • 粗大ゴミで衣装ケースを捨てる
  •  

  • 燃えるゴミ・燃えないゴミで処分する
  •  

  • 環境センターへ衣装ケースを持ち込む
  •  

  • リサイクルショップへ売る
  •  

  • フリマアプリやネットオークションで売る
  •  

  • 衣装ケースをほしい人に譲る
  •  

  • 支援団体へ寄付する
  •  

  • 不用品回収業者に処分を依頼する

 

各処分方法の料金や具体的な手順を深堀して解説していきます。

 

 

 

粗大ゴミで衣装ケースを捨てる


衣装ケースは自治体の粗大ゴミとして処分できます。

 

素材はプラスチックなので資源ゴミや可燃ゴミと間違われやすいのですが、指定袋に入らない大きさという理由から粗大ゴミに分類されるのです。

 

地域によっては粗大ゴミの中でも可燃性粗大ゴミや不燃性粗大ゴミなど、細かく分類されているところもあるため、「自分の地域では衣装ケースは何ゴミになるのか」確認してください。

 

衣装ケースを粗大ゴミで捨てる際の費用は200円から500円と安いのが特徴です。粗大ゴミの回収日は月に数回程度で地域ごとに日程が決まっており、必ず事前予約が必要です。

 

「粗大ゴミ収集の手順」

  1. 電話やインターネットから収集予約
  2.  

  3. スーパーやコンビニで処理券を購入し、衣装ケースに貼る※
  4.  

  5. 予約した日時に収集場所へと出す

 

※キャッシュレス化に伴いオンライン決済で処分手数料を支払える自治体もあります。オンライン決済をしたときは、白い紙にマジックで「受付番号・収集日・金額」を記入して、衣装ケースのみやすいところに貼り付けましょう。

 

 

 

燃えるゴミ・燃えないゴミで処分する


衣装ケースを解体して燃えるゴミや燃えないゴミとして捨てる方法もあります。

 

燃えるゴミや燃えないゴミで捨てられるものは、基本的に一辺が30p以内のものです。処分したい衣装ケースが一辺30p以上の場合は解体する必要があり、木製やプラスチック部分は燃えるゴミ、金属部分は燃えないゴミとして処分します。

 

解体するにはプラスチック用や金属用、多目的のこぎりが必要です。100円ショップのものでもいいのですが、できればホームセンターで販売されている1,500円〜2,000円の道具を買った方が作業時間は短縮できます。

 

30p以内に解体しても、ゴミ袋の口が縛れなかったり片手で持ち上げて袋が破けてしまったりするものは収集されないので注意しましょう。

 

「注意点」

  • 細かく解体する必要がある
  • 自治体の粗大ゴミルールを確認しよう
  • 怪我に注意

 

 

 

地域の環境センターへ衣装ケースを持ち込む


衣装ケースは環境センターなどゴミ処理施設へ自分で持ち込み処分をすることもできます。

 

自分で直接持ち込む分、戸別収集よりも安くて早めに捨てられるので、車を持っている人には向いている処分方法です。処分場では自分で降ろさなければいけませんが、係員の指示に従えば難しいことはありません。

 

処分料金が重さによって決まる自治体では廃棄物の荷降ろし前と後の車両重量の計量で算出されます。「10sごとに140円」など自治体ごとに料金は異なり、現金払いになります。

 

「注意点」

  • 環境センターへの持ち込みは事前の予約や、搬入する際の車種やナンバーの申告が必要
  •  

  • 受付時間は8時30分から16時頃までで、日曜日や年末年始は持ち込めない
  •  

  • 本人以外は持ち込めない(現地で本人確認あり)

 

 

 

リサイクルショップへ売る


まだ使える綺麗な衣装ケースならば、リサイクルショップに買い取ってもらうという選択肢もあります。

 

買い取ってもらえるのはリサイクルショップで売れると判断された衣装ケースに限定されますが、手元にお金を残せる処分方法です。

 

買取相場価格は100円〜300円でメーカー、状態や需要によって決まります。人気がある無印良品やニトリ、Fitsの衣装ケースは安定して人気があるので無料査定にだしてみる価値があります。

 

ちなみに、駅近くのリサイクルショップよりも郊外の店舗面積が広いお店のほうが買取確率が上がります。また、傷や破損、日焼けなど使用感がある衣装ケースは買取対象とはならないため、別の処分方法を検討しましょう。

 

「注意点」

  • 綺麗で使える衣装ケースである
  • 買取りどころか有料処分になる場合もある
  • Fitsなどのブランド衣装ケースは売れやすい

 

 

フリマアプリやネットオークションで売る


まだ使える綺麗な衣装ケースはフリマアプリやネットオークションで売って処分する事も出来ます。

 

無印良品やニトリ、Fitsなどの人気メーカーが高く売れやすいのはリサイクルショップと共通しているのですが、個人間での取引となるためノンブランドでも売れるチャンスがあります。ネットの向こう側のほしい人に直接アプローチできるのが、フリマアプリやネットオークションのよいところです。

 

早く売るコツはまとめて出品することです。実際、半数以上の出品者が、どのメーカーの商品も2個セット以上で販売しています。

 

「メルカリでの出品相場価格」

  • Fits:Lサイズ1個3,000円前後、2個セット5,000円前後と定価の半額くらい
  •  

  • ニトリの衣装ケース:サイズやデザインに合わせて、数百円から4,000円前後
  •  

  • 無印良品:1個1,000円前後、2個セット3,000円前後
  •  

  • ノンブランド衣装ケース:数百円から2,000円前後

 

フリマアプリやネットオークションのデメリットは、確実に買い手が見つかるとは限らない点や発送作業や配送料の負担が必要な点です。時間に余裕がある人には向いている処分方法になります。

 

参照リンク

 

 

 

衣装ケースをほしい人に譲る


友人や親せき、地域のほしい人に譲って処分する方法もあります。

 

衣装ケースは押し入れに入れて使うので汚れを気にしない方や無料ならほしいという方も案外いるものです。身近に欲しい人が見つからないときにはジモティーなどの地域掲示板を利用して探すこともできます。

 

ジモティーは登録・出品ともに無料で、不要になった家具や家電から雑貨まで引き取り手を地域内で探せるサービスです。ジモティーの利用方法は以下のとおり。

 

「ジモティーの使い方」

  • 商品を撮影・投稿
  • 問い合わせがきたら日程調整
  • 商品を引き渡す

 

地域で引き取り手を探すため、直接会って引き渡せば配送料もかかりません。

 

ジモティーを利用すればお金をかけずに処分できますが、全て自己責任となります。直接引き渡しの時は相手を選び、引き渡し場所は公共施設にするなどトラブル防止に努めて利用しましょう。

 

参照リンク

 

 

 

支援団体へ寄付する


衣装ケースは支援団体へ寄付することもできます。

 

リサイクルショップでは買い取りをしてもらえない衣装ケースでも、発展途上国では貴重な収納用具として重宝されているのです。たとえば、エコトレーディングという支援団体では、寄付された品物を輸送用のコンテナに積んでタイやフィリピンなどへ送っています。

 

支援団体へ寄付する方法は、直接持ち込むか団体宛てに郵送するかの2パターンです。送料は自己負担となり手出しのお金は無料とはなりませんが、必要としている人々の手に渡り社会の役に立つという大きなメリットがあります。

 

 

 

 

不用品回収業者に処分を依頼する


不用品回収業者に衣装ケースを引き取りに来てもらうこともできます。

 

不用品回収とは自分の都合がよい日時に来てくれ、室内から運び出してくれるという便利なサービスです。

 

ただし、衣装ケースのみを処分したい場合は、割高になってしまうことがあります。不用品回収業者に依頼すると個数や品目に関係なく、基本料金がかかってしまうからです。

 

「衣装ケース1点500円〜」などと書いてあっても、最終的な見積もりは諸費用も合わせて3,000円以上になってしまいます。異常に安い料金を提示するなかには悪徳な業者も存在するため、見積りには明細の内訳や追加料金の有無を確認しましょう。

 

衣類や家具や家電など不用品をまとめて処分するなら有力な選択肢の一つです。

 




衣装ケースを高く売るコツ


衣装ケースを高く売るコツは下記の3つです。

 

  • リサイクルショップよりフリマアプリで売る
  •  

  • 汚れをきれいに掃除する
  •  

  • 同じシリーズをまとめて売る

 

価格を左右するのは「状態・見た目」「メーカー」「新品での販売価格」ですが、ちょっとしたコツを加えれば高く売れるようになります。

 

また、フリマアプリやネットオークションというライバルが多いサイトで少しでも高く売れるコツを詳しく解説していきます。

 

 

 

リサイクルショップよりフリマアプリで売る


業者であるリサイクルショップよりも個人間取引のフリマアプリの方が圧倒的に高く売れます。

 

リサイクルショップは販売を目的に買い取りを行うため、安く仕入れて高く売るのが鉄則だからです。そもそも定価があまり高くない衣装ケースは、リサイクルショップでは300円で買い取ってもらえたら良い方です。

 

フリマアプリであれば自身で価格を決められるほか、商品そのものを必要としている人が買い手になるため、価格の相場が高くなります。出品手数料や配送料の負担が必要なため、相場を見つつ赤字にならないような価格設定が重要です。

 

 

 

汚れをきれいに掃除する


衣装ケースを高く売るためには、ひと手間かけることがポイントです。

 

とくにフリマアプリやネットオークションの買い手側は、なるべく安く良いものを手に入れたいと考えています。

 

汚れやシール跡が多くある商品は選択肢から外されてしまうため、きれいに掃除して出品することが高く売るコツです。カビが付着している場合は、消毒用エタノールなどでしっかりと拭き取り、シール跡はシール剥がし液を使用します。

 

出品ページの作り込みも購入に大きく影響します。全体の写真や近くから撮影した写真、さまざまな角度から撮影した写真など枚数は多めに投稿した方が売れやすくなります。

 

傷や取れない汚れは正直に記載し、メーカーや型番を詳しく記載しておくことも、買い手からの信頼を得られて早く高く売ることに繋がります。

 

ひと手間かけて最大限いい状態にして出品することが、衣装ケースを高く売るコツです。

 

 

 

同じシリーズをまとめて売る


2個以上まとめて売ることも衣装ケースを高く売るコツです。

 

実際にフリマアプリを見てみると、半数以上がまとめ売りで取引されています。同じブランド、同じサイズのものをまとめ売りすることがポイントです。

 

出品者のなかには、不要になった洋服などを一緒に販売している人もいて、いかに「お得感」を出せるかで売れ行きが変わります。

 

他の家具や家電と一緒に売る方法もありますが、あまりに関連性が低いものをまとめて出品すると、逆に売れなくなることもあるため何を組み合わせるかが重要です。




衣装ケース処分の注意点


衣装ケースを処分する際の、ホームセンターの引き取りや自身での解体に関して注意点があるため、以下で詳しくご紹介します。

 

 

ホームセンターは引き取り対象外


ニトリやホームセンターで商品を購入した際に入れ替える形で同等品の引き取りサービスがありますが、残念ながら衣装ケースは対象外です。

 

ホームセンターでは家電製品や家具、ニトリでは大型家具を対象に引き取りを行っています。ニトリでは大型家具を購入時、同数量または同容量の物に限り引き取りを行っていて、1つにつき4,400円かかります。

 

リサイクル回収という名目でエアコンや冷蔵庫などを回収していますが、リサイクル回収も家電が対象であるため、衣装ケースは回収してもらえません。

 

 

 

衣装ケースを解体する注意点


衣装ケース解体は主に硬質プラスチックで出来ている為頑丈です。壊して捨てる場合、壊し方にコツがあります。

 

そもそも衣装ケースは解体や分解を前提に作られていないので時間と道具、少々の根気が必要にはなりますが、素材に合った道具を使えば問題ありません。

 

用意する道具

  • のこぎり
  • 金切バサミ
  • 大きめのカッター
  • 軍手

解体の手順

  1. フレームと引き出しを分ける
  2. フレームをのこぎりで切る
  3. 引き出しを金切バサミで切る
  4. 袋に入る大きさまで細かく切る(30p以内が目安)

 

金切バサミで切る前に大きめのカッターで切り込みを入れておくと、刃が滑りにくくなるので効率よく解体できます。手足を使って折ると解体が楽になります。

 

フレームや角の部分は硬く頑丈に作られているため、解体の際はケガをしないよう注意が必要です。解体した衣装ケースは、素材ごとに分別し、自治体のルールに従ってゴミ袋に入れて処分しましょう。




衣装ケースを処分した不用品回収の事例


不用品回収は定価という概念がないサービスですが、「回収する品目」「作業内容」によって決められる相場価格はあります。

 

当社では個別のお見積もりをしてお客様の依頼内容に合わせて、料金を決めさせていただきます。衣装ケースを含んだ回収事例をご紹介しますので、

 

  • いくらくらいかかるのか料金だけ知りたい
  • こんな状況でも大丈夫?

 

という方の参考にしていただければ幸いです。

 

 

引っ越しで衣装ケースと不用品回収


担当者からのコメント
お引っ越しでいらなくなった不用品の回収依頼をいただきました。新築戸建てへ引っ越すにあたって断捨離を進めているとのこと。最初のお問い合わせではプラスチック製の衣装ケースと衣類だけだったのですが、話しているうちにベッドやダイニングテーブル、子供用の室内遊具も追加となりました。「まだ増えるかも…」ということだったので、当日追加される分は現地にてお見積もりさせていただくことを伝えて予約を取りました。作業開始前に改めて、追加物を確認・お見積もりして、料金にご納得いただいてから作業開始。到着から40分でトラックへの積み込み完了し、お支払いいただきました。

回収物 3段衣装ケース、タンス、ダイニングテーブル、子供用室内遊具、衣類、本棚、本など
作業時間 40分
作業人数 2名
お見積り ¥9,800
買取り \0
お会計 ¥9,800

 

大量の衣装ケースと不用品の回収


担当者からのコメント
衣類のネット通販をされているお客様から、大量の衣装ケース処分のご相談いただきました。事業拡大に伴い、衣装ケースも一新するという内容です。このように商業利用していたものは自治体での粗大ゴミ処分はできず、産業廃棄物収集運搬許可業者や不用品回収業者を利用するという処分方法になります。当社の後で相見積もりが2社控えていたため、限界までお値引きして提示しました。後日、担当者様からご依頼のお電話いただき、回収へと向かいました。

回収量 衣装ケース大量と不用品など
作業時間 30分
作業人数 2名
お見積り ¥22,000
買取り ¥0
お会計 ¥22,000



衣装ケースの捨て方と処分方法のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

衣装ケースの処分方法は無料から有料まで8つの方法があります。捨てたい状況や手間、衣装ケースの状態から選ぶと後悔なく捨てることができます。この記事を読んでも

 

  • 結局、どうしたらいいの?
  • よく分からない

 

という方はお気軽にご相談ください。衣装ケースの種類や量、地域からあなたにとって最適な処分方法をご提案いたします。もちろん無料です。最後までお読みいただきありがとうございました。