スーツケースの処分に困らない!オススメの捨て方8選

最終更新日:2024年11月02日

 

スーツケースを捨てたいけど捨て方が分からない、何ゴミとして捨てればいいのか教えて欲しい、スーツケースって売れるのか、こんなことでお悩みですか?

 

 

\お困りですか?/

 

スーツケースの捨て方が分からない

 

スーツケースは何ゴミになるの?

 

スーツケースを捨てるのにお金はかかるの?

 

スーツケースって売れるの?

 

スーツケースってリサイクル出来るの?

 

上記のことが気になる方も、このページを読み終えると「スーツケース」の捨て方や選択肢が詳しくわかり。適切な分方法で損することなく手放せるようになります。

 

 

\この記事でわかること/

スーツケースの捨て方が分かる

 

スーツケースの価値が分かる

 

スーツケースの売り方が分かる

 

スーツケースをリサイクル出来るようになる

 

 

 

記事執筆者 オラフグループ株式会社
代表取締役 田中 浩二

 

このページでスーツケースの捨て方を紹介している私は、関東・東海エリアで展開する不用品回収オラフグループの経営者です。リサイクルの業界に飛び込んで13年以上、これまで沢山のお客様からスーツケースのご相談をお承りしてまいりました。

 

これまでの経験やお客様からよくいただくご相談を元にスーツケース、キャリーケースの捨て方と処分方法をわかりやすく解説していきます。

 


 

 

 

スーツケースを処分する8つの方法

 

私がお勧めするスーツケース・キャリーケースの処分方法としては8つの捨て方があります。

 

「スーツケースの処分方法」

  • 粗大ゴミでスーツケースを捨てる
  •  

  • ゴミ処理施設へスーツケースを持ち込み処分する
  •  

  • 解体して燃えるゴミ・燃えないゴミで捨てる
  •  

  • スーツケース販売店の下取りサービスを利用
  •  

  • リサイクルショップの買取りを利用する
  •  

  • フリマアプリやネットオークションで売る
  •  

  • スーツケースをほしい人に譲る
  •  

  • 不用品回収業者の引き取りを利用

 

そのままゴミで捨てる以外にも売る、譲るというリサイクルの選択肢もあり、スーツケースの大きさ、素材、状態によって最適な処分方法が変わってきます。お手持ちのスーツケースに合わせて処分方法を選びましょう。

 

ここからは各処分方法を深堀りして解説いきます。

 

 

 

粗大ゴミでスーツケースを捨てる


スーツケース・キャリーケースは自治体の粗大ゴミで捨てられます。

 

全国的に見て一辺の長さが30p以上あるものは粗大ゴミに分類する自治体が多く、スーツケースはSサイズでも横幅が36pほどあるためです。

 

粗大ゴミでスーツケースを処分する料金は自治体ごとに異なりますが200円〜400円で、粗大ゴミ処理券を購入して支払います。粗大ゴミでの具体的な処分方法は以下のとおり。

 

  1. 粗大ゴミ受付センターに、電話かインターネットで申し込みをする
  2.  

  3. 指定された料金の処理券をコンビニやスーパーで購入。受付番号を記入しスーツケースに処理券を貼り付ける
  4.  

  5. 予約した日時に指定された場所までスーツケースを運ぶ

 

粗大ゴミの収集日は月に1回と決められていることが多く、申し込み日から収集日までは最低でも1週間以上あいてしまいます。さらに、引っ越しシーズンや年末年始は予約が早めに埋まってしまうので、1か月以上先にしか捨てられないこともよくあります。

 

「粗大ゴミで捨てる注意点」

  • 事前に粗大ゴミシールを購入して貼り付ける
  •  

  • 完全予約制の自治体がほとんど
  •  

  • 予約から収集までかなり時間がかかる

 

 

 

ゴミ処理施設へスーツケースを持ち込み処分する


スーツケース・キャリーケースを地域のゴミ処理施設へ自分で持ち込んで捨てることもできます。

 

処分料金は重さや粗大ゴミの種類によって変わりますが、スーツケースなら300円〜700円程度と戸別収集よりも安くなるでしょう。

 

地域により異なりますが、ゴミ処理センターの受け入れ時間は概ね平日9:00〜17:00です。予約が必要な施設もありますし、点検や修繕で受入を停止する期間もあるため事前に確認しておくと安心です。

 

ゴミ処理施設へは必ず住民票を置く本人が持ち込む必要があります。現地では本人確認がありますのでご注意ください。地域によってはスーツケースの持ち込みを禁止している地区もありますので事前の確認は必須です。

 

ご自分の所有物でないスーツケースの持ち込みはしないように気を付けましょう。法令に基づく許可を得た業者でないかぎり、他人の廃棄物を持ち込むと「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に違反してしまうからです。

 

廃棄物を排出した本人が地域ごとに決められたゴミ処理施設へと持ち込みましょう。

 

「注意点」

  • 必ず住民票を置く本人が持ち込む
  •  

  • 地域によってはスーツケースの持込みが出来ない
  •  

  • 持ち込みできるのは平日の昼間のみ

 

 

 

解体して燃えるゴミ・燃えないゴミで捨てる


スーツケース・キャリーケースは壊して小さくする手間をかければ、燃えるゴミや燃えないゴミでも捨てられます。

 

スーツケースは布や金属など異なる素材で作られているため、燃えるゴミや燃えないゴミで処分する場合は自分で解体しなければなりません。布製のスーツケースであれば、布は燃えるゴミ、金具などは燃えないゴミへと分別して決められた日時に指定場所へと出しましょう。

 

粗大ゴミになるサイズのスーツケースでも、自治体指定のゴミ袋に入るくらい小さく解体できれば問題ありません。スーツケースを自分で解体して一般ゴミで処分する場合は、自治体の定めに従い素材ごとに分別して処分しましょう。

 

 

 

スーツケース販売店の下取りサービスを利用


スーツケース・キャリーケース販売店の下取りサービスを利用して捨てるという方法もあります。

 

スーツケースの下取りとは新しいスーツケースを購入するときに古いスーツケースを無料で引き取ってもらえるサービスです。

 

ただし、下取りサービスを利用できるのは「対象の商品を購入」「〇円以上購入」など各店で決められた条件を満たすときだけです。条件は厳しいものの、買い替えを検討している方にとっては検討する価値のある処分方法になります。

 

例として、例えば老舗スーツケースメーカーの「LEGEND WALKER」では、公式オンラインショップ限定で「スーツケース無料リサイクルサービス」を行っています。壊れていても他社ブランドでも下取り可能で、引き取り費用も無料です。このように各メーカーで下取りの取り組みを行っていますので、買い替えの方は購入店に聞いてみましょう。

 

参照リンク

 

 

 

リサイクルショップの買取りを利用する


価値のあるスーツケース・キャリーケースはリサイクルショップで売ることもできます。

 

リサイクルショップでのスーツケースの買い取り相場は、ブランド品なら5,000円から数万円、ノーブランドであれば数百円から3,000円程度です。

 

スーツケースのブランドや売却時の状態によって買い取り価格は変わります。査定前にはボディを拭いたり、付属品のスペアキーを揃えたりと、なるべく購入時に近い状態にして持っていくことが査定価格をあげるコツです。

 

店舗があり、定期的に買取実績を更新しているリサイクルショップの方が買い取ってもらえる確率が上がります。また、郊外のブックオフのような大型店の方が売り場面積が大きいため、都心部のお店よりも買い取ってくれやすいという特徴もあります。

 

ただし、汚れたり壊れたりしているスーツケースは買取対象外となり、無料であっても引き取ってくれません。

 

 

 

 

フリマアプリやネットオークションで売る


スーツケース・キャリーケースはフリマアプリやネットオークションで売ることもできます。

 

リサイクルショップでは売れなかったスーツケースでもネットでの個人間取引なら売れる可能性も十分にあります。売れている落札価格の相場はSサイズ3,000円前後、Mサイズ4,000円前後、Lサイズ10,000円前後です。人気ブランドのスーツケースであれば、上記の倍以上の価格で取引されています。

 

ネットを通して売るときには価格設定に注意しましょう。取引価格には商品本体の費用とは別に送料も手数料もかかるからです。配送料はスーツケース3辺の合計と重量で決まり、最低でも1,200円と割と高めですし、販売金額の10%前後は運営会社に取られてしまいます。

 

過去の取引相場や手数料・送料を考慮するひと手間が必要ですが、スーツケースを手放せてお金も入るという処分方法です。

 

「スーツケースの送料目安」

120サイズ 140サイズ 160サイズ
らくらくメルカリ便 1,200円 1,450円 1,700円
日本郵便 1,770円〜 2,120円〜 2,450円〜
ヤマト運輸 1,850円〜 2,190円〜 2,510円〜
佐川急便 1,960円〜 2,460円〜 2,690円〜

※表の配送料は最短距離の金額です。

 

 

 

スーツケースを欲しい人に譲る


スーツケース・キャリーケースを親族や知人など、ほしい人に譲るのもひとつの手です。

 

子どもの修学旅行が近い、急な出張や帰省を控えているなど新品を買うには躊躇してしまう状況の人に譲ってあげると喜ばれます。

 

身近にほしい人が見つからない場合は無料の地域掲示板「ジモティー」を利用して、地域の中から幅広く探す方法もあります。ジモティーは指定したエリア内でスーツケースを探している人を見つけられるネットの譲渡掲示板です。

 

直接手渡しをすれば、送料をかけることなくスーツケースが手放せます。急いでないのであればまず一番初めに試してほしい捨て方です。

 

参照リンク

 

 

 

不用品回収業者の引き取りを利用


不用品回収業者にスーツケース・キャリーケースを引き取りに来てもらうこともできますし、一部の業者では倉庫への持ち込み処分も受け入れています。

 

不用品回収業者は民間のサービスなので、自治体で粗大ゴミを出すのに比べると高くなりますが、電話一本で好きな日時に自宅まで引き取りに来てくれるという手軽さが魅力的です。

 

もちろん、スーツケース1つだけでも引き取りに来てくれますが、基本料金がかかってしまうため割高になってしまうのがデメリットです。不用品回収業者を利用するなら、家にある不用品をまとめて処分した方がお得に処分できます。

 




スーツケースの分解方法

 

スーツケース・キャリーケースを無料で処分したい方のために分解方法を解説していきます。

 

粗大ゴミサイズのスーツケースであっても分解して自治体が指定するゴミ袋に入れば、家庭ゴミとして捨てられます。「手間がかかっても無料で捨てたい」方は是非参考にしてください。

 

 

 

分解できるスーツケース


分解できるスーツケース・キャリーケースの特徴は布製であることです。

 

布製のスーツケースであれば特別な工具がなくても、ハサミやカッターで分解できます。反対にあまり分解に向いていないのはハードタイプのスーツケースです。

 

ハードタイプのスーツケースは、プラスチック樹脂やアルミニウムなどのかたい素材で作られているため、ノコギリなどを使用しなければ分解できません。

 

ノコギリを使い慣れていない人はケガをする恐れもありますし、何より時間がかかります。分解する時間があれば粗大ゴミに出した方が安いくらいなので、ハードタイプのスーツケースは分解には不向きです。

 

布製のスーツケースであれば、それほど力も必要とせず安全に分解できます。

 

「注意点」

  • 解体しやすいのは布製のスーツケース
  • 壊すにはノコギリなどの工具が必要
  • 怪我に注意

 

 

 

分解の手順と注意点


布製のスーツケース・キャリーケースの分解に必要な道具は以下のとおりです。

 

  • よく切れる大きめのハサミ
  • カッター
  • ペンチ
  • ドライバー
  • 新聞紙やブルーシート

 

軍手やゴーグルを使用すれば、より安全に作業できます。また、新聞紙やブルーシートを敷いておけば床を傷つける心配もなく後片付けも楽です。

 

「分解手順」

  • ペンチを使用しファスナーを取り外す
  • ハサミやカッターを使用し布の部分を小さく切る
  • ドライバーを使用しキャスターやハンドルなどのパーツを取り外す

 

布の部分は30p以内を目安に小さく切ります。ハンドルや骨組みなど金属製部品は燃えないゴミになります。分別基準は自治体ごとに異なるため自治体のホームページで調べたり、環境課に聞いて正しく分別しましょう。




売れやすいスーツケースの特徴

 

売れやすいスーツケース・キャリーケースとして以下の3つの条件が揃っていると良いでしょう。

 

  • 人気のブランド
  • 需要の多いサイズ
  • 機能性の高いスーツケース

 

それぞれ具体的なブランド名や大きさ、機能詳細を理由とともに解説していきます。

 

 

 

人気のブランド


人気のブランドのスーツケース・キャリーケースは安心感から一定の需要があるので、買取業者も積極的に買い取ってくれます。多少のキズが付いていても値段をつけてくれるケースもあります。

 

スーツケースで人気のブランドは以下のとおりです。

 

  • Samsonite(サムソナイト)
  • RIMOWA(リモワ)
  • AMERICAN TOURISTER(アメリカンツーリスター)
  • TUMI (トュミ)

 

人気の理由と新品での販売価格を紹介します。

 

人気の理由 販売価格
Samsonite(サムソナイト)

・軽量で大容量かつ衝撃耐性が高い
・独自の開閉性と走行性

36,300〜189,200円
RIMOWA(リモワ)

・120年以上続くドイツの老舗ブランド
・軽量で丈夫、ストレスフリーな走行性

94,600〜515,900円
AMERICANTOURISTER(アメリカンツーリスター)

・デザイン性が高く高品質
・手に取りやすい値段

20,900〜44,000円
TUMI (トュミ)

・防弾チョッキにも使用されている素材「バリスティックナイロン」を使用
・高い機能性と上質で大人なデザイン

104,500〜434,500円

 

 

 

人気のサイズ


スーツケース・キャリーケースで人気なのはSサイズです。Sサイズのスーツケースは機内に持ち込める、小回りが利くなどのメリットがあります。

 

機内に持ち込まない場合は荷物預けや受け取りに時間がかかり、すぐに移動したい人にとってはデメリットです。機内に持ち込めば、荷物を預けた際にキズが付くことも避けられます。

 

電車やバスでの移動時も、Sサイズのスーツケースであれば小回りが利いて非常に動きやすいことが人気の秘訣です。数日程度の旅行や出張に行く人、手続きに時間を取られたくない人などからSサイズのスーツケースは需要があります。

 

 

 

TSAロック付き


TSAロック付きスーツケース・キャリーケースも加点ポイントになります。種類はダイアル式とキーロック式の2つがありますが、どちらも鍵のそばに赤色のひし形マークがついているのがTSAロックの証です。

 

「TSA」とはアメリカ運輸保安局のことで、TSAが許可したスーツケースの鍵を「TSAロック」と言います。

 

アメリカでは搭乗客の荷物の中身を係官がランダムで確認します。その際TSAロック以外の鍵でロックをしていたら係官に鍵を壊されてしまいます。

 

TSAロックであれば、TSA職員が持っている専用ツールで施錠や解錠ができるため壊される心配はありません。鍵を壊されることがないため海外に行く方からTSAロック付きのスーツケースが選ばれています。




スーツケースを処分した不用品回収の事例


スーツケース・キャリーケースや要らない物を不用品回収業者に頼んだらいくらくらいになるの?実際にどんなところまでやってくれるの?と気になる方に向けて、当社での過去事例をご紹介します。

 

  • 興味はあるけど、使ったことはない
  • いくらくらいかかるのか知りたい

 

不用品回収を利用したことがない方の参考になれば幸いです。

 

 

スーツケースと不用品回収


担当者からのコメント
年末の大掃除でいらなくなった不用品の回収依頼をいただきました。体調を崩されてから海外旅行に行くことが難しくなり、スーツケースも思い切って処分されるとのこと。スタッフが用意したダンボールに品目を確認しながら1点ずつ、入れていきました。リユースできるロボット掃除機をお買取りさせていただき、無事、お客様の予算10,000円をくぐることができました。

回収物 スーツケース、棚、カラーボックス、雑貨類段ボール3箱、椅子など
作業時間 30分
作業人数 1名
お見積り ¥10,000
買取り \500
お会計 ¥9,500

 

引越しでのスーツケース回収依頼


担当者からのコメント
急に転勤が決まり、急いで引き取りに来てほしいとのご依頼です。とにかく時間がないということだったので、お見積もりと回収を同時に行うプランを提案し、週末に予約を取りました。お電話口でも簡単にお見積もりして、当日増えた分は追加という流れになります。当日に依頼されたLサイズのスーツケースはその場でお見積もり、回収しました。

回収量 2ドア冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベッド、マットレス、スーツケース、本、本棚、カラーボックスなど
作業時間 50分
作業人数 2名
お見積り ¥24,000
買取り ¥2,000
お会計 ¥22,000

 

スーツケースなどの不用品回収


担当者からのコメント
スーツケースを引き取りに来てほしいとお電話いただきました。1点だけということだったので、「粗大ゴミで出したほうがお値段は確実に安くなります」と正直にお伝えするも、手続きもめんどうだし、今すぐ捨てたいということでした。多少割高になってしまうことをお伝えして訪問回収へ。当日に「せっかくだから…」と使っていないぬいぐるみや照明、CD、本など雑貨類もご依頼いただきました。追加分はその場でお見積もりして、納得いただけたので回収させていただきました。

回収量 スーツケース、ぬいぐるみ、照明、CD、本
作業時間 20分
作業人数 1名
お見積り ¥6,500
買取り ¥100
お会計 ¥6,400



スーツケースの捨て方と処分方法のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

スーツケース・キャリーケースを捨てると言っても8通りの処分方法があり、地域によりそれぞれに決められたルールや条件があります。粗大ゴミで捨ててしまうのが王道ではありますが、使用回数が少ない時には売ったり、譲ったりするという選択肢もおすすめです。絶対、無料で捨てたいなら時間をかけてでも一般ゴミに捨てる方法が良いでしょう。

 

この記事を読んでも解決しない方は無料で相談に乗りますのでお気軽にご連絡くださいませ。