【4トントラック】でおこなう不用品回収の積める量・料金・注意点
最終更新日:2021年7月30日
4トントラックの不用品回収はどんな内容か知りたい方へ
●4トントラックで積める不用品の量は?
●4トントラックの不用品回収の料金は?
●作業にかかる時間と人工はどれぐらい?
●頼む際の注意点ってある?
こんな事を思っていませんか?
本記事では下記の内容を実例もまじえて分かりやすく解説します。
このお役立ち情報を書いている私は一般廃棄物・産業廃棄物・不用品リサイクルの経験12年。
東日本で最大規模の廃棄物リサイクル企業の統括役員出身で、業界の経験が長いので、少しはお役に立てる情報公開が出来るかと思います。
4トントラックの不用品回収
4トントラックで不用品回収をおこなう場合とゆうのは言うまでもなく大掛かりです。マンション、戸建てなどの全体的に住居から不用品を回収する場合に多く用いられます。
車両も大きくなる為色々な制限・ルールもあります。頼む前にしっかり学び、準備をしましょう。
4トントラックが必要な場合
4トントラックが必要な場合は、住居の大半や全体などの大掛かりなお片付けになります。
4トントラックはとにかく大きいです。たくさんの不用品を回収することができます。呼ぶからには満タンにしないとコストパフォーマンスが非常に悪い一面もありますので注意が必要です。
【4トンが必要な例】
●間取り2DK以上の全体不用品回収
●ゴミ屋敷
●大量の家具・家電・不用品がある場合
上の条件に当てはまっていても、間違っても自分から4トントラックを依頼する事はやめましょう。不用品回収業者もプロです。適切な車両、物量に当てはめた車両を道路環境も考慮しながら選定してくれますので、そこは信頼できる業者へ任せましょう。
4トントラックに積み込める量
4トントラックに積める不用品の量は、重さ4000kg、体積は仕様により異なりますが約20立法メートルです。
砕いて説明します。現実問題、一般家財で4トントラック満タンに積み込んでも重さが4000kgに到達する事はあり得ません。家財は軽いのです。
問題は体積です。以下で20立法メートルとはどんな物量なのか見てみましょう。
【20立法メートルとはどれぐらい?】
●間取り2DK程度なら全部回収出来る
●タンスなら20〜22個程度積める
●2人用ソファなら15〜18個積める
こんな感じです。かなり多くの不用品を積むことが出来ますが、規模感が大きすぎてあまりピンとこない方も多いと思います。その場合にはトラックの選定は業者にお任せしておきましょう。
4トントラックを呼ぶ際の注意点とは
4トントラックは大きい分、小回りが利かない為道幅によっては来てもらう事が出来ません。トラック進入禁止などの交通状況も要注意です。
どうせ不用品は山ほどあるし、大きい方がお得だろうと安易に4トントラックを呼びたがる人は多いです。ですが上記の理由によりとんぼ返りになるケースもあります。
強引に依頼者希望で呼んだ場合にはキャンセル料は当然請求されるので注意が必要です。
【4トントラックが入れない例】
●貨物進入禁止
●2トン以上進入禁止
●幅員が狭い(5メートル未満)
首都圏では割と当たり前の条件ですので、4トントラックを呼びたい時には不用品回収業者へしっかりと相談して、必要である場合のみチャーターするようにしましょう。
4トントラック不用品回収の料金
たくさん積み込めて一気に片付く4トントラックですが、その不用品回収の料金も当然高い傾向があります。場合によっては作業員が2〜3人では話しにならない状況もあります
コツとしては人工作業費も隠れた費用としては抑えておくべき所です。一般的な4トントラックの不用品回収の料金をしっかり勉強して依頼の際に役立てていきましょう。
基本料金として一般的にかかる費用
基本料金に含まれている物は一般的に『車両運搬費』『作業費』『積んだ不用品のリサイクル費』の3点セットです。
一般的な不用品回収を頼んだ場合であれば、普通に基本料金だけで終わって当たり前となります。
【戸建て住居回収の場合】
●物量は4トントラックの不用品
●作業員2名で約1日
●回収以外の特殊作業無し
4トントラック20立法メートル
¥18万円〜22万円が相場。
こんな内容であればネットでよく見る4トントラックの不用品回収の料金範囲で終わります。
会社によって基本料金の設定は違いますが、一般的な優良業者は上記の通りの内容が普通なので、話していて変だな、怪しいな、と思った会社には依頼するのをやめましょう。
人工とかかる時間
4トントラックの不用品回収で一般的にかかる人工と時間は作業員が2〜3名なら平均5時間程度で積み上がり、終わります。
住居環境、道路状況により異なりますが、多めに言って5時間なのでそれ以上かかる会社は普通にスキルが低い会社です。
かかる時間は作業員の増加の相談をして短縮する事も出来ます。しかし追加でお金がかかります。
※作業員追加の費用目安と時間※
【通常作業】
4トン車、人員2名、5時間完了
【お急ぎ作業】
4トン車、人員4名、3時間完了
【追加人員費用相場】
1人1万円前後
上記はあくまで不用品回収の専門業者の世間一般の相場です。最近目立つ便利屋さん、運送屋さん、他業種がおこなう不用品回収は、現場に慣れてないのでもう少し条件や料金が悪化する傾向にあります。
安く抑える方法
4トントラックを呼ぶほどの大量の不用品で、コツを押さえて安くする方法は2つ、『量を減らす』『買取りを活用する』方法があります。
量を減らすと基本料金が下がります。買取りは量も減らせてお金がもらえます。ではどんな方法で減らしていくか、以下の具体例で見てみましょう。
【量を減らす方法】
●自分で少しでも粗大ごみで出す
●役所に自分で搬入する
●ジモティーで貰い手を探す
●粗大ごみを破壊してゴミの日に出す【オススメ】
【買取り活用】
●買取り屋さんを呼ぶ
●買取りが強い不用品回収を呼ぶ
●ヤフオク、メルカリ、自分で売る【オススメ】
一応オススメを付けてみました。粗大ごみを破壊して燃えるゴミの日や燃えないゴミの日に出せばかかる費用は0円なのでオススメです。
ヤフオク、メルカリ、自分で売れば中間業者の利益が無くダイレクトで購入者と取引できますので高く売ることが出来ます。
個人的な意見で言えばヤフオクがオススメです。欲しい人同士で競り合いますので良い商品は高額で売れます。
余談ですが、弊社を含めた大規模な不用品回収業者は必ずヤフオク内で業者としてヤフーストアを構えています。それぐらいヤフオクは有効な手段とゆう事です。
まとめ
以上の事をふまえて、4トントラックを呼ぶ不用品回収サービスについてまとめてみたいと思います。
●4トントラックを呼ぶかどうかは業者判断にしよう
●費用は18万円〜22万円が相場
●安くするコツは量を減らすか不用品を売る
こんな感じです。近年ネット検索では肥大広告も多く、どこの業者にしたらいいのか難しくなってきています。他にも様々な情報を惜しみなく公開していますので興味がある方は是非ご覧下さい。
いかがでしたでしょうか?
4トントラックの不用品回収は初めて依頼する方には割と注意が必要です。費用も2トントラック。軽トラックよりは高額になりますので、しっかりと準備し、把握をしてから依頼をしましょう。