ベッドの処分に困らない!オススメの捨て方8選【無料あり】


最終更新日:2023年06月24日

 

ベッドを処分したい。捨て方や方法が分からない。無料で処分する方法が知りたい方へ。

 

\お困りですか?/

ベッドって、どんな処分方法があるの?

 

ベッドって無料で処分出来るの?

 

処分にお金がかかるとしたら、いくらかかるの?

 

ベッドって売れるの?

 

上記のようなことが心配な方もこのページを読み終えるとベッドの捨て方、処分方法が分かり、安心して手放せるようになります。

 

\このページでわかること/

ベッドを処分するオススメの方法が分かる

 

ベッドの処分にはいくらかかるのか目安が分かる

 

ベッドを無料で処分出来る方法も分かる

 

ベッドを売る方法が分かる

 

 

 

この記事を書いているのは遺品整理オラフグループ(全国規模)の経営者です。
不用品回収や遺品整理業界に努めて11年間の中で1,100台以上のベッドをお客様の元から引き取ってきました。

 

過去にご相談いただいた事例をもとに、プロ目線の情報を提供しています。

 


 

 

 

ベッドを処分する8つの捨て方

 

簡単にまとめると、ベッドは8つの処分方法で捨てることができ、費用が高いほど便利で簡単に処分できます。無料や1000円以内で捨てることもできますが、手間と時間がかかります。

 

無料でベッドを捨てる方法
  • 解体してゴミの日に出す
  • ほしい人に譲る
  • ベッドを売る
お金を払ってベッドを捨てる方法
  • 粗大ごみ収集に出す
  • ごみ処理場へ持ち込む
  • 家具屋の引き取りサービスを利用する
  • 引っ越し業者の引き取りサービスを利用する
  • 不用品回収業者を利用する

それぞれの処分方法と費用を詳しくご紹介します。

 

 

 

ベッドを解体して燃えるゴミで処分する

 

自分でベッドを解体、切断して規定サイズ以下の大きさにすれば「燃えるゴミ」や「燃えないゴミの日」に処分できます。

 

規定サイズは「30p以下」や「45リットルの指定ゴミ袋に入ること」と自治体によって決められています。

 

ベッドの縦の長さは180p程度なので1辺につき、5回くらい切断すれば燃えるゴミや燃えないゴミのサイズまで小さくできます。燃えるごみの収集日は1週間に2回程度あるので、1週間以内に捨てることも可能です。

 

ただし、パイプベッドなど金属は専用の金属のこぎりが必要なので、素人にはおすすめできません。

 

 

スプリングマットレスの解体

 

素材の複雑さからスプリングマットレスを「適正処理困難物」にしている自治体もありますが、分解して、燃えるゴミや燃えないゴミに分別すれば問題ありません。

 

「スプリングマットレスの解体」

 

  • 表面の布を切る
  • 中のウレタンや綿を取る
  • 金属コイルを切断する

 

180p以上あるコイルの塊を切断するには作業スペースの広さと力がいる作業です。慣れている不用品回収業者のスタッフでも1時間以上かかります。

 

 

 

ジモティーでベッドの引き取り手を探す

 

ネットの地域掲示板「ジモティー」を通して、ベッドの引き取り手を探す方法もあります。

 

ジモティーは地域ごとに分けられた譲渡掲示板にベッドの状態やサイズ、地域、受け渡し方法などを入力すると、ほしい方からメッセージが届く仕組みのサイトです。ほしい人が近くに見つかれば無料で引き取ってもらうこともできます。

 

配送方法や引き渡し日は自分と引き取り手の間で直接交渉します。知らない方との直接交渉となるので、引き取り相手は慎重に選びましょう。

 

 

 

リサイクルショップやフリマアプリでベッドを処分する

 

リサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションを通じて売って捨てる方法もありますが、1回でも使用したベッドが買い取られる可能性はかなり低いです。

 

誰が使っていたかわからないベッドは衛生面で良いイメージを持たれないからです。

 

ただし、ベビーベッドであれば売れる可能性があります。ベビーベッドは1年程度しか使用されないため、安価でよいものを揃えようとする方が一定数います。メルカリでは7000円〜12,000円(送料込み)で取引されていました。

 

送料だけで5,000円以上かかりますが、お金をもらいながらベッドも捨てられます。

 

「ベッドが売れるサイト・アプリ」

  • メルカリ…月間利用者数2000万人以上のフリマアプリ
  • ヤフオク…インターネットオークションの老舗サイト

「ネットでベッドを売る手順」

  • ベッドの画像を撮影する
  • 手順に沿って出品する
  • 梱包、配送手続きをする

 

 

 

自治体の粗大ごみ戸別収集でベッドを処分する

 

自治体の粗大ごみ収集を利用して500円〜2000円で捨てる方法もあります。

 

「戸別収集でやること」

 

申し込み予約

自治体の粗大ごみ受付へと電話やメールフォームから収集申し込みをし、予約を取ります。

 

粗大ごみ処理券の購入、貼り付け

コンビニやスーパーで粗大ごみ処理券を購入し、ベッドに貼り付けます。

 

指定場所への運び出し

朝8時までに玄関先や地域の集積所など指定場所へと運び出します。

 

申し込みから収集日までは1週間から1か月程度かかるので、余裕をもって申し込みましょう。3月の引っ越しシーズンは2月上旬から予約が埋まってしまうこともあります。

 

安く処分できますが、自分で室内からベッドを運び出さなければならないので、一人暮らしの女性や高齢者世帯には利用しづらい処分方法です。自治体が提供する運び出しサービスもありますが、利用者への条件が厳しいのが現実です。

 

 

 

環境センターにベッドを持ち込み処分する

 

地域によって決められたゴミ処分場や環境センターへ自分の車でベッドを持ち込み処分する方法もあります。

 

料金は10kgあたり100円〜300円と安い上に、持ち込み予約がいらない自治体もあります。

 

「持ち込みの手順」

 

申し込み予約

自治体の粗大ごみ受付や持ち込み処分場へ電話で持ち込み予約を取ります。

 

運び出し、持ち込み

車に積み込んで、ごみ処分場へと持ち込みます。

 

受付、支払い

ごみ処分場では係員の指示に従って受付を済ませ、料金を支払います。

 

ベッドを車から降ろしたり、処分料金を支払ったりと作業をすべて自分で行うため、戸別収集よりも料金が安くなります。

 

ゴミ処理場の持ち込み受付時間は平日9:00-17:00となっているので注意しましょう。

 

 

 

家具屋さんにベッドを引き取りしてもらう

 

家具屋さんに古いベッドを引き取ってもらう方法もあります。

 

一定金額以上の家具を購入したり、組み立て家具を購入することが条件として設定されていることもあります。

 

たとえば、シングルベッド1点購入したら、古いシングルベッドを1点だけ引き取ってくれるという条件が設けられている店舗もあります。

 

ベッドの入れ替えがスムーズにいくので、買い替えで処分したいときはおすすめです。

 

「引き取り出来る家具屋さんと条件」

 

店名 引取り費用 条件
ニトリ 1度の注文・配送につき4,400円

・購入したベッドと同数量、または同容量のベッド
・配送員設置商品限定で、宅配便を使う場合は不可

無印良品 1つにつき3,000円

・購入した商品と同種・同数量のもの
・電動ベッド・ウォータベッド・布団・枕・クッション各種を除いた対象商品の購入

ベルメゾン 無料 販売価格と送料に下限あり
家具屋さん 応相談 ・個人経営の場合、店主との相談が必要

 

オンラインで引き取りサービスを利用するときには購入画面に「ベッドの引き取りサービス」にチェックを入れます。注文確定後は追加で依頼できない場合がありますので、事前に確認してから購入しましょう。

 

 

 

引っ越し業者にベッドの処分を依頼する

 

ベッドなど家具や家電の引き取り処分サービスを行っている引っ越し業者もあります。

 

引っ越しと同じタイミングで引き取って処分してくれる点が魅力の一つです。地域や時期によっては家具の引き取りサービスを休止していることもあるので、見積もり時に確認しましょう。

 

同じ会社であっても、支店によって許可や資格を取得していなかったり、処分業者との提携ができていない場合には引き取りサービスは行っていません。

 

「引き取り出来る業者と条件」

 

引っ越し社 対応範囲
サカイ引越センター

・条件を満たす、リサイクル対象家電の買取はあり
・不用品の処分や引き取りは行っていません。

日通 ・地域や量によっては回収してもらえるケースあり
アリさんマークの引越社 ・有料で不用品回収サービスあり
アップル引っ越しセンター ・有料で不用品の引き取りサービスあり

 

 

 

不用品回収業者を利用してベッドを処分する

 

不用品回収業者に依頼してベッドを処分してもらうこともできます。

 

目安料金はベッド1台当たり8,000円〜で、室内からの運び出しから処分料金まですべて含まれています。

 

自分の好きな日時に引き取りに来てくれる点も「自治体」で粗大ごみで出すときとの大きな違いです。土・日・祝でも営業していますし、営業時間も8:00-20:00と長いので自分の都合のよい時に依頼できます。

 

「不用品回収業者の利用」

 

問い合わせ

電話やメールから対応エリアにある不用品回収業者に問い合わせ、オペレーターの指示に従って「地域・回収してほしい品目・建物の種別(マンション・戸建て)」などを伝えます。

 

お見積もり・予約

ベッド1つなど不用品の品目がはっきりしていれば、電話口でも料金を確定できます。料金に納得できれば、そのまま予約へと進みます。

 

作業・お支払い

作業当日は見ているだけで構いません。スタッフが必要に応じて解体や養生など下準備を済ませ運び出していきます。運び出しが終わったら作業料金を支払います。




自分でベッドを処分する時の4つの注意点

 

ベッドを捨てるときの注意点を以下の4つの項目に分けて解説します。

 

  • 自分でベッドを搬出するとき
  • ベッドフレームを解体するとき
  • ベッドを売るとき
  • 不用品回収業者を利用するとき

 

上記のの4つの視点から見たベッドの処分に関する注意点をご紹介します。

 

 

 

ベッドの搬出作業

 

自治体の戸別収集や持ち込み処分をするときには部屋から運び出すときの搬出作業に気を付けましょう。

 

持ち方や作業手順を間違えると壁紙や床を傷付けてしまうことがあるからです。フレームの角はとがっているため些細な接触でも壁のクロスが剥がれたり、床をへこませてしまいます。

 

組み立て式ベッドはできるだけ解体して1つ1つのパーツを小さくしてから運び出します。運び出すときにはベッドもマットレスも縦向きに体に密着させるように持ち上げると、距離感が掴みやすく、周囲のものとぶつかるリスクを減らせます。

 

プロは毛布や厚手の布で包んで搬出しています。

 

 

 

ベッドを解体する時に準備するといい物

 

自分で解体するときには事前にそろえてから作業を開始しましょう。

 

ベッドの解体は実は簡単で、全ての道具は100円ショップで揃えることが出来ます。¥500もあれば全ての工具を揃えることが出来るでしょう。

 

「ベッド解体に必要な道具」

 

  • モンキーレンチ
  • 六角レンチ
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー

 

初めてベッドを解体する方の場合には、60分程度の所要時間がかかります。解体時には音も出ますので、時間には余裕をもって作業するようにしましょう。

 

 

 

ベッドを売る時の注意点

 

メルカリやヤフオクなどインターネットを通して取引をするときには値付けに注意しましょう。

 

ベッドは大型家具に分類されるので、送料だけでも10,000円以上かかってしまうからです。送料込みの価格にするときには、事前に送料と対応してくれる配送業者を調べてから出品すると損することがなくなります。

 

メルカリ便を使った場合ダブルベッドの送料だけで25,400円になります。設定を間違えると大損することになりかねません。

 

 

 

処分業者を利用してベッドを捨てる時の注意点

 

引越し業者、家具屋さん、廃品回収業者、不用品回収業者などなど、ベッドの処分業者を利用するときには悪徳業者を選ばないように注意しましょう。

 

悪徳業者に関わってしまうと、お金も時間も無駄にしてしまいます。

 

「被害の例」

 

  • 高額請求…相場価格の倍以上の料金を請求される
  • 不法投棄…回収されたベッドを空き地や山林に捨てられる
  • 窃盗被害…家の中から金品を盗まれる

 

「安すぎる」「態度が悪い」などわかりやすい共通点を持っているケースが多いですが、実際に作業をするまでわからないこともあります。相見積もりや見積書を作成してもらうとトラブルを防ぐ効果があります。




ベッドの処分を不要品回収業者へ頼んだ事例

 

自分ではとてもじゃないけどベッドの処分は厳しい!とゆう方の為にここからは不用品回収のベッドの事例をいくつか紹介します。

 

自分で処分しても割とお金のかかるベッドとベッドマットレスの処分ですので、多少割高でも丸投げで全部依頼できる不用品回収をご希望の方は参考にして下さい。

 

 

 

シングルベッドの処分

担当者からのコメント
シングルベッドのお引き取りをしました。お電話口でお見積もりし、価格と作業内容にご納得いただけたので、そのままご予約を入れさせていただきました。アパートの1階からの搬出でしたので、到着からお支払いまで30分以内での作業となりました。

回収物 シングルベッド
作業時間 30分
作業人数 1名
お見積り ¥8,000
買取り ¥0
お会計 ¥8,000

 

ソファベッドの処分

担当者からのコメント
ニトリで購入されたソファベッドを引き取りました。引き出し付きのソファベッドでそのままドアから搬出するのは危険と判断したので、室内で解体作業を行ってから運び出しを行いました。ソファベッドを処分することで、引っ越しのトラックをサイズダウンできたとのことです。

回収量 ソファベッド
作業時間 45分
作業人数 2名
お見積り ¥10,000
買取り ¥0
お会計 ¥10,000

 

二段ベッドの処分

担当者からのコメント
二段ベッドの引き取りご依頼がありましたので、お見積もりと回収にお伺いしました。こちらのベッドを使われていた娘様たちはこの春にご結婚され、「もう使うことはないかな」と考えてのご依頼でした。室内で解体してから運び出しました。階段から廊下へと続く階段が直角だったため、スタッフ2名で細心の注意を払いながら運び出させていただきました。

回収量 二段ベッド
作業時間 45分
作業人数 2名
お見積り ¥15,000
買取り ¥0
お会計 ¥15,000


ベッドの捨て方と処分方法のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

ベッドの処分方法は無料から有料まで8つの方法があります。捨てたい状況や手間、ベッドの状態から選ぶと後悔なく捨てることができます。「自分で運び出せない」「すぐに捨てたい」というかたは、お気軽にご相談ください。

 

お住まいや捨てる理由から最適なアドバイスをさせていただきます。