【2トントラック】の廃品・不用品回収で積める量・料金・注意点


最終更新日:2021年8月19日

 

2トントラックの不用品回収はどんな内容か知りたい方へ。

 

●不用品が沢山あって困っている。
●2トントラックにはどれぐらい積めるのか具体的に知りたい。
●料金相場がどれぐらいか知りたい。
●何でも対応してくれるのか知りたい。
●追加料金がかかるのかしりたい。
●メリット・デメリットなんかも知っておきたい。

 

こんな事を思っていませんか?

 

本記事では下記の内容を実例もまじえて分かりやすく解説します。

 

 

 

このお役立ち情報を書いている私は一般廃棄物・産業廃棄物・不用品リサイクルの経験12年。

 

小さいですがそれなり規模のリサイクル会社の役員出身で、現在は小さな会社の経営者です。業界の経験が長いので、少しはお役に立てるお役立ち情報公開が出来るかと思います。

 

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2トントラックプランの不用品回収


不用品を片付けるのは思ったより大変です。自分で全てやる事も無理ではないでしょうが重労働は間違いありません。

 

そんな時に頼りになるのが不用品回収業者。不用品、粗大ごみ、廃品、家具、家電何でも持って行ってくれますし、近年は料金も安くなってきました。

 

不用品回収でよく見る【2トントラック】のプラン。どんな時に必要でどんな内容なのか、以下で具体的に解説していきたいと思います。

 

 

 

 

不用品回収で2トントラックが必要な場合と状況

 

2トントラックが必要な場合は、1LDK程度の片付け以上の物量がある状況が一般的です。

 

2トントラックはそれなりに大きいです。なので割と大掛かりなお片付けに適したプランとなります。その為節目となるような大掛かりなお片付けの際に初めて検討していくレベルです。

 

2トントラックが必要な場合

 

●大掛かりな断捨離
●実家(戸建て)の片付け
●リフォームによる家財の入れ替え
●ゴミ屋敷の片付け

 

どのトラックが適切か、どんなプランが適しているか判断が難しい場合には業者に選定を任せましょう。参考にその他のトラックの情報もまとめておきます。

 

 

 

 

 

2トントラックに量はどれぐらい積み込めるのか

 

荷台寸法長さ3メートル、横2メートル、高さ2メートルが一般的な2トントラックの荷台寸法です。※ショート10尺の2トントラック参照。大事なのは立法体積で約8〜10立法メートルを積み込めます。

 

ネットでよく見る2トントラックと呼ばれる物は大半がこれか、これ以下の平ボディートラック(4立法メートル)だと思って間違いないです。

 

安い2トントラックプランは平ボディーなのであまり積めません。2トンと言っても大きさはピンからキリまでありますので大事なのは立法メートルの体積です。

 

2トントラックの種類と積み込める体積

 

車種 積める体積 積載量
平ボディー 約4立法 2000kg
ショート箱車 約8〜10立法 2000kg
ロング箱車 約17〜19立法 2000kg

 

はっきり言って家財で18立法メートル積み込んでも重さが2トンに行く事はまずあり得ません。2トン平ボディーの所は大きさ制限や高さ制限を設けている所が多く、結果割高になる傾向があります。

 

 

 

 

2トントラックの料金相場

 

2トントラックの料金相場は¥80,000〜¥120,000です。ただしこれは、2トンショート箱車(10立法メートル)で、何でも積み込み可能な場合です。

 

上記でも申し上げた通り、2トントラックには色々な大きさがあります。加えて何でも積み込めるのか、大きさ制限が有るのかで値段が変わってきます。2トントラックの大きさ別で以下に一覧にしてみました。

 

2トントラックの料金相場

 

車種 積める体積 料金相場
平ボディー 約4立法 ¥40,000〜¥60,000
ショート箱車 約8〜10立法 ¥80,000〜¥120,000
ロング箱車 約17〜19立法 ¥150,000〜¥180,000

 

業者により条件も様々ですし、保有する車両も様々です。小さな所はレンタカーなんかも使用していますので決まりはざっくり、なんて所も存在します。

 

そもそも論で依頼する会社選びが一番重要だったりしますので値段だけにとらわれず注意しましょう。

 

 

 

 

 

どんな物が積み込めるのか

 

一般的な優良とされる会社であれば、どんな不用品、廃品家具家電でも積み込んでくれるでしょう。

 

そもそもですが、きちんと専門業としてプロがやっている会社であれば積み込めない物があるのはとってもおかしい事です。

 

変なルールを設定している所も有るのが残念な現状ですが、基本的に何でも積み込める会社以外は怪しいので依頼はやめましょう。

 

よくある積み込み制限 

 

●金庫 ●中身入り冷蔵庫 ●生ごみ ●消火器 ●ブロック ●土や鉢植え ●レンガ ●スプレー缶 ●ライター ●蛍光灯 ●農薬 ●灯油

 

 

 

 

2トントラック不用品回収の注意点

 

上記を読んでくださった方は2トントラックの不用品回収とは何か具体的に見えてきたかと思います。

 

ここからは2トントラックの不用品回収の注意点について更に深掘りしていきます。

 

時に重要な追加料金の事、リサイクル家電や困難物の事、総まとめとしてメリットとデメリットも解説して得行きたいと思います。

 

 

 

 

追加料金の可能性

 

一番多い追加料金の理由は住宅環境による作業員の人数変化です。

 

住宅環境とは簡単に言えば階段作業と養生の有無です。2階程度ならどの会社も追加料金は無いでしょう。

 

しかし3階以上となれば話が変わってきます。5階ともなれば人数を2人〜増やしますので人数分の追加料金がかかってきます。

 

追加料金の具体例

 

状況 作業員 追加料金
2階以下 2人作業 追加無し
3階階段作業 3人作業 ¥5,000
5階階段作業 5人作業 ¥10,000

 

 

 

 

リサイクル家電と処理困難物

 

リサイクル家電と処理困難物の有無により、料金の変動が発生する事が多いので注意が必要です。

 

リサイクル費用とは、リサイクル券の事です。主に12年以上前の製造年式で再利用不可とされるリサイクル家電の処分時に必要な物になります。

 

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、乾燥機などが挙げられます。処理困難物とは役所で受け取ってくれない物全般をさします。ゴミ出しで出せない物で覚えておきましょう。

 

リサイクル家電とは

 

●ブラウン管テレビ ●テレビ ●冷蔵庫 ●洗濯機 ●エアコン ●乾燥機
※主に製造から12年以上前の年式の物

 

処理困難物とは

 

●ボンベ ●ピアノ ●畳 ●自動車及び自動車部品 ●タイヤ ●金庫 ●給湯器 ●網戸 ●コンロ ●砂利・庭石 ●ブロック ●ペンキなど
※主に役所で受け取ってくれない不用品

 

 

 

 

メリットとデメリット

 

メリット

 

●時間の節約
●手間がかからない
●希望日に出来る

デメリット

 

お金がかかる

 

割と高額な料金がかかる分、メリットは大きいです。デメリットはシンプルにお金でしょう。

 

お金で時間と手間と希望を買うようなイメージです。見積りを見て、いやいや、とゆう方は自分で片付ける事をお勧めします。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

詳しく書きすぎて同業者から怒られてしまいそうですが、読んでくださっている皆様の為になればと思い綺麗事を抜きにして執筆させて頂きました。

 

少しでも皆様の参考になれば幸いです。貴重なお時間を費やして下さり誠に有難う御座いました。

 

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