衣類の処分に困らない!オススメの服の捨て方7選

最終更新日:2024年11月02日

 

着よう着ようと思ってしまったままの洋服、サイズアウトしたいらない服、クローゼットに長年しまい込んだ衣類、どうしようかお悩みですか?

 

 

\お困りですか?/

 

まだ着れる服をそのまま捨てるのはもったいない

 

衣類は燃えるゴミで捨ててもいいの?

 

衣類を捨てる以外にリサイクル出来る方法はないの?

 

衣類をどうやって捨てたらいいかわからない

 

一度に大量の服を捨ててもいいの?

 

上記のことが気になっている方もこのページを読み終えると服のリサイクル方法や捨て方や注意点が分かり、納得して処分できるようになります。

 

 

\この記事でわかること/

状態に合わせた服の捨て方が分かる

 

服を売ったりリサイクルできるようになる

 

迷っている服がすっきりと捨てられる

 

服を捨てるときの注意点もわかる

 

 

 

記事執筆者 オラフグループ株式会社
代表取締役 田中 浩二

 

この記事を書いているのは関東・東海エリアで展開する不用品回収オラフグループの経営者で、廃棄物処理に携わって13年以上になります。規模に関わらず、これまでに12万件以上のお客様からのご相談を解決してきた実績がございます。

 

衣類は引っ越しや断捨離、ご実家のお片付けの際には必ずと言っていいほど、お引き取り依頼をいただく不用品の1つです。経験をもとにプロの目線で適切な衣類の捨て方をわかりやすく解説していきます。

 


 

 

 

衣類を処分する7つの方法

 

誰でもできる簡単な衣類の処分方法として7つの捨て方を紹介いたします。

 

「衣類の処分方法」

  • 自治体の燃えるゴミ・資源ゴミで衣類を捨てる
  •  

  • 服をリサイクルショップで売る
  •  

  • フリマアプリやネットオークションで売る
  •  

  • 洋服メーカーの衣類回収ボックスに入れる
  •  

  • 着れる服は支援団体に寄付する
  •  

  • ほしい人に服を譲る
  •  

  • 不用品回収業者の引き取りを利用

 

捨てたい服の量や状態によって最適な処分方法が変わっていきます。詳しい内容や手順は以下で深堀して解説していきますので興味がある捨て方をご覧ください。

 

 

 

自治体の燃えるゴミ・資源ゴミで衣類を捨てる


衣類は燃えるゴミや資源ゴミとして自治体の回収日にゴミ集積場へ出して捨てられます。

 

地域によりルールは異なりますが、通常の資源ゴミと同様に、袋に入れて各地域で決められている指定日時に指定場所へ出すだけで、かかる費用はゴミ袋代程度と安く簡単に処分できる方法です。

 

自治体によっては燃えるゴミではなく、資源ゴミや古着回収に出すよう決められています。まだ着られる衣類は資源ゴミに出すとリサイクル活動にもつながります。

 

燃えるゴミや資源ゴミに出すときの注意点は1回で捨てられる量です。「一度に出せるゴミ袋は3袋まで」と制限をかけている自治体も都心部では多く見られます。引っ越しや断捨離で大量の衣類を捨てるときは計画的に数回に分けて、少しずつ処分しましょう。

 

傷みの激しい衣類は燃えるゴミに出し、まだ着られる服は資源ゴミや古着回収を利用することで、着なくなった衣類を有効活用できます。

 

「資源ゴミで捨てる注意点」

  • 自治体によりルールが異なるので注意
  •  

  • 一度に出せる量に上限がある
  •  

  • 「燃えるゴミ」「資源ゴミ」など地域によって区分が違う

 

 

 

服をリサイクルショップで売る


着なくなった服はリサイクルショップに売ることも可能です。

 

あまり着ていなくて、捨てるのがもったいないと感じる服も売ってお金にできるので、罪悪感が薄くなる処分方法です。

 

とくにブランド物や未使用に近いベビー服は、売れやすく値段も付きやすい衣類です。ハイブランドのコートや毛皮など新品での販売価格が5万円以上するような高級品であれば、古着専門の買取業者に売ったほうが高値で売れます。

 

衣類を重さで計算して買い取ってくれるリサイクルショップもあります。店頭再販できる服は1kg=100円、国内での再販が難しい衣類も1kg=1円で値をつけてくれます。

 

近くに買取店がなくても、出張買取や宅配買取も利用できます。ただし、買取されなかった際でも、出張費や配送費がかかるリサイクルショップがあるので、依頼前には「どこまでが無料か」を確認してから利用しましょう。

 

「注意点」

  • 売れる衣類は着れるものに限る
  •  

  • ノーブランドは重さ買取りがオススメ
  •  

  • 持ち込みで売るのが一般的

 

 

 

フリマアプリやネットオークションで服を売る


ブランド服やメーカー品の綺麗な服はフリマアプリやネットオークションで売るという方法もあります。

 

リサイクルショップよりも手間がかかる分、手元に残るお金が多くなりますし、自分で売値を決めるので納得して手放すことができます。

 

「メルカリ」や「ヤフーオークション」は早く・高く売れやすい媒体です。ユーザー数に比例して、多くの人の目に留まりやすくなります。どちらも販売手数料が売上価格の10%なので、もし1,000円で売れたものがあれば、10%の100円を運営に払う仕組みです。

 

衣類は梱包もしやすく、売れやすいのでネットを通して販売したことない方でも取り扱いやすい商品です。ただし、売れる保証はなく、ほしい人が現れなければいつまで経っても捨てられません。

 

売れないときには写真の撮り直しや価格の見直しなど売れる努力をしてみましょう。それでも売れないときには潔く捨てる決断がおすすめです。

 

参照リンク

 

 

 

洋服メーカーの衣類回収ボックスに入れる


衣類は資源ゴミとして出す以外にも、衣類販売店の回収ボックスで捨てるという選択もで御座います。

 

衣類回収ボックスで回収された服は企業を通して、海外輸出や分解して別の製品に再利用されることになります。燃えるゴミとして捨てられた衣類の90%は焼却処分や埋め立て処理されてしまうことに比べたらリサイクルへの貢献度が高い捨て方です。

 

回収対象は店舗によって変わります。たとえば、ユニクロや無印良品の回収対象は自社製品だけですが、ZARAやH&Mは他のブランドの衣類も回収可能です。回収ボックスの利用は無料ですし、期間限定で古くなった衣類を下取りしてくれるお店もあります。

 

店名 注意点
ユニクロ 自社製品の洋服のみリサイクル
ジーユー 自社製品の洋服のみリサイクル
無印良品 自社製品の洋服のみリサイクル
ZARA ブランド問わず洋服なら何でも受け入れ
H&M ブランド問わず洋服なら何でも受け入れ

 

 

 

着れる服は支援団体に寄付する


支援団体やNPO法人ではいらなくなった衣類の寄付も受け入れています。

 

東南アジアの国に寄付されたり、古着を運用した資金を使ってワクチンとして寄付している団体もあります。リサイクルショップよりも受け入れてくれる衣類のハードルは低いものの、「まだ着られる服」が前提となり、以下の衣類は寄付できません。

 

「寄付できない衣類の例」

使用済みの肌着、靴下、破れている服、汚れが著しい服

 

送料や手数料はご自身で負担することになります。ただし、企業や自治体の取り組みで持ち込みできる場合は無料なので、寄付活動をしている団体がないか調べてみるのも選択肢の一つです。

 

店名 条件
古着deワクチン 衣類全般の受け入れ対応
フルクル 衣類全般の受け入れ対応
国際子供友好協会 子供服の受け入れが可能
ワールドギフト 衣類全般の受け入れ対応
日本救援衣料センター 衣類全般の受け入れ対応

 

 

 

ほしい人に服を譲る


衣類をほしい人に譲るのは最も手軽な方法になります。身近な友人や親せきに声をかけると「ほしい」と手をあげてくれる方もあらわれるでしょう。

 

なかでもベビー服や子供服、ブランドの衣類は喜ばれます。特に、子供服は成長とともに買い替えが必要で、10歳くらいまでは1年おきに買い替えることになります。活発な子供であれば、洗い替えも頻度も増え、枚数がたくさん必要なのでもらえるなら欲しいという方も見つかりやすいです。

 

譲るときは「自分がもらったら、うれしい服」を基準にして、選別するとお互いに気持ちよく譲渡ができます。

 

周りに欲しい人がいないときにはネットの地域譲渡掲示板ジモティーや子育てサークルの取り組みを通して、譲り先を探すという方法もあります。

 

参照リンク

 

 

 

不用品回収業者の引き取りを利用


不用品回収業者では衣類の引き取りもしてくれます。しかし衣類のみの場合利用はお勧めしません。

 

理由としてコストパフォーマンスが悪いからです。不用品回収サービスは自宅まで来てくれる半面、その出張料金で2,000円以上かかるため、これまで紹介した処分方法よりも料金は高くなります。しかし。便利さと早さには特化しています。

 

そもそも不用品回収とは電話一本で自分の好きな時間に不用品を取りに来てくれるサービスです。家具や家電、など大物でも食器や衣類のような小物でも選別不要で引き取り、法令に従って処分してくれます。

 

衣類以外にもタンスや衣装ケースなど色々な不用品をまとめて処分したい方には向いている処分方法です。

 




衣類を捨てるときの注意点

 

衣類を処分する際は、自治体のルールを守る必要があります。ルールを知らずに憶測で捨ててしまったとしても、処罰対象になることもあるから注意が必要です。

 

「衣類処分の注意点」

  • 焚火で燃やしてはいけない
  • ファスナーやボタンの分別に注意
  • 資源ゴミで捨てるときの注意点

 

上記の3つの注意点について理由を詳しく解説していきます。

 

 

 

服を焚火で燃やしてはいけない


焚火で衣類を燃やすのは法律違反となり、やってはいけない処分方法です。

 

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第16条の2」では、家庭ゴミを指定の焼却施設以外で燃やすことは禁止されているので、自宅の庭先であっても厳禁です。

 

「五年以下の懲役」「一千万円以下の罰金」のいずれかまたは両方が科せられます。焚火が原因の火災は全国で年間3,000件も報告されている上、悪臭や煙は近隣トラブルにも発展しやすいので、服の処分方法としては不適切です。

 

 

 

 

ファスナーやボタンの分別について


衣類を燃えるゴミで処分する時もパーカーのファスナーやボタンはついたままで問題ありません。

 

ゴミ出しには「9割ルール」というものがあるからです。これは9割以上が燃える素材であれば、燃えるゴミとして捨てても構わないという意味です。厳密にはファスナーのタブ部分は金属、チャックのかみ合わせはプラスチック…と分けた方がよいのですが、1つ1つを分解するのは現実的ではないので9割ルールが適応されます。

 

また、新しいゴミ処理場は性能がよいので多少の素材であれば焼却処理できるという背景もあります。

 

人口が少ない地域や焼却炉に予算を使えない地域では金属パーツの取り外しを求められることもあります。

 

 

 

 

資源ゴミで捨てるときの注意点


資源ゴミで捨てるときには衣類が基準を満たしているか確認しましょう。

 

あくまで資源ゴミでの衣類回収の目的は「リユース」や「リサイクル」だからです。回収された後すぐにリユースやリサイクルへと進められるように洗濯することもルールとなっています。

 

「資源ゴミにならない服」

  • 劣化の激しい衣類
  • 洗濯していない衣類
  • 手袋、靴下、革製品

 

資源ゴミの基準を満たさない衣類は燃えるゴミとして処分しましょう。

 

また、雨の日には衣類の資源ゴミ回収を中止している自治体もあります。衣類は大切な資源として再利用されるので、資源ゴミに出す際はきれいで乾いた状態にしておくことがポイントです。




服を捨てる3つのタイミング

 

服を捨てるベストなタイミングとしてオススメなのは以下の3つです。

 

「本を捨てる3つのタイミング」

  • 服が収納しきれなくなった時
  • その服を1年以上着ていない時
  • 服の傷みや劣化が激しい時

 

決して着る服を潔く捨てなければいけない訳ではありませんが、服の量が多くて困ってしまっている方は以下の捨てるタイミングを参考にしてください。

 

 

 

服が収納しきれなくなった時


衣類が収納に収まり切らなくなったときは捨てる服があるか確認するタイミングです。

 

収納からあふれるほど服があるのは、持ちすぎの状態になり、クローゼット奥には存在すら忘れていた服があるものです。収納からあふれたら新しく収納を買い足すことはその場しのぎの対処法で根本的な解決にはなりません。

 

衣類に合わせて収納を増やすだけでは着ない服が増えていく一方です。自分の生活スタイルに合わせて必要な服の種類と枚数を把握すると適正量が見えてきます。一番わかりやすい目安は1着買ったら1着捨てるという方法です。

 

「1着購入=1着捨て」のルールを守れば、服が収納いっぱいまで増えることはありませんし、購入時にも吟味して選べるようになれます。

 

 

 

その服を1年以上着ていない時


1年以上着ていない服は思い切って捨ててしまったほうがいいです。1年以上着ていないのは以下のような理由が考えられるからです。

 

「1年以上着ない理由」

  • サイズアウトや趣味の変化
  • 着心地が悪い
  • もったいないから捨てられない

 

1年以上着ていない服は、今後も着る可能性が低いので、残していると見るたびに同じように悩んでしまうので時間も無駄になります。

 

一般的な衣類は3年間着たら買い替えるのが目安です。衣類を捨てるかどうかで迷ったときは、残す理由ではなく、捨てるべき理由を考えると捨てやすくなります。

 

 

 

服の傷みや劣化が激しい時


傷みや劣化が激しいと感じたときは服を捨てるタイミングです。

 

傷んだ服を着ていると、身だしなみに関心がなく、だらしない人という印象を与えてしまいます。見た目の印象は思った以上に大きいのです。

 

たとえば、いつも首回りのよれたシャツを着た人に対してはだらしない印象を感じます。清潔感のない身なりは、自分から積極的に関わってくれる人を減らしているのです。どんなにキレイ好きでも、スキルが高くても内面を知るまでの関係値を築くことができません。

 

知り合いに会ったときに恥ずかしいと思う服は、思い切って捨ててしまったほうがいい服です。

 

もし、お気に入りの服で捨てられないという場合は、リメイクやリペアという方法もあります。ヘアアクセサリーやティッシュケースのような小物類にリメイクしたり、壊れている部分を修復して再び着ることもできます。




衣類を処分した不用品回収の事例


色々な状況からこの記事をお読みかと思いますが、タイミングで不用品回収業者の不用品や衣類回収が気になっている方に向けて当社での過去の事例をご紹介します。お客様からよくお問い合わせいただく

 

  • 料金はいくらくらい?
  • すぐに来てくれるの?
  • どんな流れになるの?

 

という3点に重点を置いて回収事例を紹介いたします。

 

 

大量の衣類回収


担当者からのコメント
「大量の衣類の回収に来てくれますか?」とお電話いただきました。大掃除で自分の着ていない服をまとめていたら、45リットルの袋が40個以上になってしまい、小分けに捨てると年内に処分できないとお困りでした。お住まいのマンションの規約が厳しく、1回のゴミで出せるのは各家庭3袋までと決められているとのこと。お電話にてお見積もりをしてご納得いただけたので、予約をとりました。作業当日に追加でご依頼いただいたハンガーラックと衣装ケースはその場でお見積もり、お引き取りしました。

回収物 衣類40袋、ハンガーラック、衣装ケースなど
作業時間 60分
作業人数 2名
お見積り ¥19,800
買取り \5,000
お会計 ¥14,800

 

衣類と不用品の回収


担当者からのコメント
3月下旬の朝一番で「本日中にお引き取りに来てもらえますか?」とお電話をいただきました。引っ越しを明日に控えているのに、急なお仕事で粗大ゴミの処分ができなくなってしまったとのこと。まずは予約を確認。引っ越し繁忙期で予約が埋まるこの時期にあき時間が生まれたのは奇跡的でした。電話での内容と相違がないことを確認して、回収作業を進めました。「本当に助かりました!」とありがたいお言葉を頂戴しました。

回収量 洗濯機・冷蔵庫・タンス・衣装ケース3つ・衣類など
作業時間 30分
作業人数 2名
お見積り ¥21,000
買取り ¥2,000
お会計 ¥19,000

 

ご実家の整理依頼で大量の衣類を回収


担当者からのコメント
空き家になっている実家の整理の見積もり依頼をいただきました。ご両親が亡くなられてから5年以上空き家になっているとのこと。貴重品はご家族で整理された後でしたが、タンスや仏壇の引き出しの中身はそのままだったので、仕分け・分別を含めたプランをご提案しました。当社の後に3社ほど相見積もり業者が入られるとお伺いしたので、限界までお値引きした金額を提示させていただきました。翌日、料金とスタッフの対応が安心できたことが決め手になりご依頼いただきました。衣類のポケットから出てきたアクセサリーや印鑑をご家族様に返却して完了となりました。

回収量 タンス、仏壇、婚礼家具、本、本棚、ダイニングセット、衣類、食器、布団
作業時間 半日
作業人数 3名
お見積り ¥74,800
買取り ¥16,100
お会計 ¥58,700



衣類の捨て方と処分方法のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとう御座います。私がお勧めする衣類の捨て方には7通りの処分方法がありますが、ほとんどが無料で捨てられるものです。捨てるのがもったいないと思う衣類は売ったり、譲ったりして再び誰かの元で使ってもらうという方法もあります。

 

衣類は「いつか着るかも」「まだ着れるかも」とゆうような感情が湧きやすく、捨てる時に少し勇気がいるものです。この記事を読んでも解決しない方は無料で相談に乗りますのでお気軽にご連絡くださいませ。